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伝える展〜日記から未来へ〜


庶民の暮らしを記録した女性の日記を一人芝居、朗読で俳優が語り、演じます。
時代を生き抜いた祖母や母たちのあり方を通じて愛情や知恵を感じていただければ幸いです。。




一人芝居 『姑(はは)の残してくれたもの』

企画・構成・演出/さんぺいむつこ
著/島利栄子『周防の女たち』より

※現存する貴重な日記も展示されます。




■04.9.4 千葉市生涯学習センターにて


  
主催/千葉市ひまわり婦人会・女性の日記から学ぶ会

後援/市原市アネッサ「さつき会」
   千葉市検見川公民館文章講座「折々の記」

内容 一人芝居 『姑(はは)が残してくれたもの』

講演 「がんばった私たち」千葉市ひまわり婦人会 伊藤久恵
   「女が伝える」女性の日記から学ぶ会代表 島 利栄子

展示 絵手紙展/手作り絵本展/昭和を生き抜いた日記展










  
   多くのお客さんで盛り上がった会場。
多くのお客様にお越しいただきまして
ありがとうございました。

   八十八歳トメ子ばあさん
「嫁で泣かされ嫁に泣かされる。私の世はないねぇ〜」

   展示物に熱心に見入るお客さん。
充実した展示の内容でお客様もよろこんでいただけたようです。
  
   木更津高等女学生の絵日記
堪へ難きを堪へ 忍び難きを忍び 以って萬世の為に太平を開かんと欲す
  
   待ちに待った兄の復員
昭和二十年 八月十五日
三千年の歴史持つ日本はついに敗戦国になってしまった
八月二十六日は私の家で待ちに待った兄の復員した日である
日やけして黒ずんだ兄さんの顔
戦に負けたとはいへ
家中はお祭のようになってしまった
私と弟は兄さんを門まで
迎へに行った所です


   実物の迫力。
日記は歴史の事実を静かに強く今に語りかけます。


島さん最新刊紹介


■戦時下の母■

ふつうの庶民女性が戦時下どんな暮らしをし家族を支えていたか?女性の日記はその事実を毎日綴っている。
暮らしていくために、食料、衣類、生活必需品の欠乏をどう工夫するか細かい数字まで記録されているので、戦時下の生活最前線とでも言うべき状況が目に浮かんでくる。
5月25日「いわし毎日一人2尾ずつ配給され、皆大助かり。又敵250機帝都空襲」
よろこびと残酷さの数字から戦争の悲惨さが思い知らされる。
一方で作者は、女性は日々の生活の中で、管理され教育されるうちに、気付かないままに戦争の遂行者に仕立て上げられるという。「産めよ増やせよ」の合い言葉のもとまず兵士を産むことが大きな役割とされる。
そして、戦地の男性の戦意を高揚させるのは「戦争のシンボル」である「清らかなる乙女」「慈母」であったという。

イラク問題で突然戦争の影が身近になってきた。
もはや戦後ではなく、戦前なのかもしれない。

戦時下の日記に学ぶところは多い。
   
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